教育方針

 昭和学園全体の教育目標を受け、本園の教育方針を「めざす園児像」「めざす幼稚園像」「めざす教師像」として具体的に示しています。 ①「めざす園児像」・・・園児が成長する過程で身に付けて欲しい資質、将来社会で貢献できる人間になってほしいとの願いがあります。「めざす幼稚園像」・・・地域の中にある幼児教育の施設としての存在意義を表しています。いつも明るく、楽しい環境を保つことは、人と人の壁を低くすることに繋がると考えています。③「めざす教師像」・・・園児の人間形成に深くかかわる存在である教師としての心構えを表しています。特に、幼稚園教諭として、職業に誇りをもつこと、教師として資質向上への意欲をもつこと、園児や保護者等、人間関係構築への理解と実践に努めること、社会人として責任感をもつことは、大変重要なことと考えます。このような教育方針を柱に園児一人一人が「あのね、今日は幼稚園でたくさん遊んで楽しかったよ」「また明日も幼稚園へ行こう!」という思いを味わわせることができるような環境づくりをしたいと思っています。将来の社会人、地域の宝である子どもたちは、学校教育のスタートラインに立つ幼稚園から小学校、中学校へと歩んで行きます。特に、高岡幼稚園では2つの教育モットーを土台にした教育活動を一年間をとおして行い、成長発達過程で身に付けるべき多くの基礎教育を担っています。だからこそ全職員でしっかりと育んでいきたいと考えています。

※<2つの教育モットーとは?> 「ファミリー活動」を例に説明します                 1つ 「思いやりの心」・(例) 少子化の時代だからこそ人と人とのかかわりを大切にするとともに、幼                稚園という集団社会でできる相手(お友だち)を思いやる気持ちを育むた                めの活動として、「ファミリー活動(縦割りグループ編成)」を取り入れ                ています。                             2つ 「あこがれ」  ・(例) 「ファミリー活動」では年長児、年中児のお兄さん、お姉さんたちが中                心となって、活動を行います。いろいろな楽しい活動の中で、年少児や年                少少児に優しく、ゆっくりと、丁寧に接している姿があります。そんな年                上のお友だちから大切な気持ちを教えてもらっていると考えます。